InStyle

スタルク×FLOS

択一無二のクリエイティビティ

もう8月も半ばを過ぎました。
早い方はお部屋の秋の模様替えを計画中でしょうか?

さて、909ではハーマンミラー製品に加えてFLOSの照明家具も取り扱っています。そこで、今回はFLOSを知る上での基本と言えるデザイナーズライトをご紹介。世界的に有名なデザイナー、フィリップ・スタルク氏によるデザインです。
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デザイン界の巨匠、スタルク

フィリップ・スタルクは、建築・インテリア・食器・家具・時計などさまざまな分野のデザインを手がける、フランス出身のデザイナー。独特の色彩観と曲線美を組み合わせた優雅なデザインは世界中から愛されており、まさに巨匠と呼ぶにふさわしい存在です。

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実は、浅草のアサヒビール本社にある金のオブジェもスタルク作品なんですよ!

また、スタルクはFLOSのライトにも多々デザインを提供しています。中でも今回ご紹介したいのが、愛らしいキノコ型で知られる「ミス・K」と「ミス・シシィ」。ベーシックで飽きのこない形状ながら、存在感あふれるデザインでお部屋を彩ってくれます。

上品な「女性らしさ」を醸したライト
ミス・K」は女性の色っぽさと艶をテーマに、その感覚をコンテンポラリーなデザインと組み合わせた作品です。
メタルのフレームに透明のディフューザーを合わせたのもスタルクならでは。クラシックなテーブルランプのデザインにあえて異質な素材を組み合わせたことで、近未来的な美が完成しています。ブラック、ブルー、レッド、シルバー、ソフト、イエローと、お部屋の内装や好みに合わせてチョイスが楽しめるのも◎!
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凛とした女性の魅力を醸し出す「ミス・K」

幻想的なお部屋のアクセント
こちら「ミス・シシィ」は、スタルクとFLOSが1991年に発表したマスコットランプ。カラフルで可愛らしい外観が特徴です。
スタルクが手作りのプロトタイプを持ち込んだとき、FLOSのCEO ピエロ・ガンディーニ氏(当時は開発部に所属)は「FLOS製品らしさがないし、明るさも十分じゃない」と、最初は少し否定的だったそう。でもおもちゃのランプのようなこの外観にどこか魅力を感じた彼はあるテストを試行。
部屋に作品を置いて全体の電気を消し、ランプの灯りだけにした状態で秘書の女性たちを呼んだのです。彼がドアの後ろから、秘書たちの反応を見てみると…

「驚きました。彼女たちは部屋の中でほのかに光るランプを見た瞬間、可愛い子猫でも見たかのように声を上げて喜んでいたのです。その時私は、この作品は特に機能的である必要はなく、人の感情に訴える力こそが重要なのだと気づきました。」(ピエロ・ガンディーニ)

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薄暗い部屋の中でほのかな光を浮かべるミス・シシィ。ユニークな色が浮かび上がる幻想的な空間で、心地よい夜を過ごせそうですね。

いかがでしたか? 心を持たないはずの「物」に心を動かされる、そんな経験をされたことはありませんか? 美術館で絵画や彫刻を見た時の感覚に近いかもしれません。崇高なデザインは芸術品同様、時を越えて人の心に訴えかける力を持っているのでしょう。

次回の記事もご期待ください。

今回ご紹介した製品詳細はこちらよりご覧いただけます。その他のカラーラインナップも揃っていますので、ぜひストア内で検索を!

ミス・K シルバー

ミス・シシィ バイオレット

参考・出展
PIN-UP 2015/04 Miss Sisi

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