梅雨の時期、家具はこう選ぶ
梅雨を快適に乗り切るための一工夫
2016年もはや半分が過ぎ、これから梅雨の季節がやってきます。ただでさえ夏は湿気の多い気候柄、雨と相まってさらにじっとりとした空気に。
お部屋の中も湿気が溜まらないよう、こまめに換気を心がけたいものです。しかし、この室内の湿気は「家具の選び方や配置で、ある程度改善できる」ということをご存知でしょうか？
湿気対策に有効な「隙間デザイン」
室内に湿気が溜まってしまう一番の原因は、家具や壁などで空気が遮断されてしまうからです。特に本棚やソファなどを壁にぴったりくっつけて配置すると、ホコリが溜まってカビが繁殖しやすくなります。
そのため、
・家具を壁から数cm離して配置する
・ワイヤーフレームなど、通気性が良いデザインの家具を選ぶ
ことで空気の通り道を確保すると効果的です。
外側からの湿気に強い「レザー」
布張りのソファは水分に弱く、湿気を内部へと吸収してしまうという欠点があります。これに対して革張りのソファは比較的耐久性が強く、定期的なメンテナンスを行えば長持ちします。
ハーマンミラーでは通気性を考慮したオフィスチェアやワイヤーベースのデザイン家具を多く取り扱っており、梅雨時期にもぴったり。今回はその一部をご紹介します。
1940年代後半、イームズ夫妻がワイヤー素材を熱心に研究した末に生み出したモダンデザインの傑作。コンパクトながら、何台か並べたり積み上げたりしても使える機能的で可愛らしいデザインが特徴です。脚部は細いワイヤーロッドで通気性も抜群です。
フレームのない「3Dインテリジェントバック」で身体をしっかりサポートしてくれるオフィスチェアです。吊り橋からインスピレーションを得たメッシュデザインで、背中に熱をこもらせず快適なオフィスワークを応援します。
丸いクッションとスチールフレームを組み合わせた、軽快なデザインが特徴のジョージ・ネルソンの名作です。クッションの張地はファブリックかレザーから選択できるほか、簡単にフレームから取り外すことも可能です。
梅雨の時期は黒のレザーを選び、定期的に取り外して簡単お手入れ。掃除や模様替えが難しいといわれるソファですが、これなら安心ですね。
*張地の在庫についてはお問い合わせください。
梅雨の時期、家で過ごすことが増えるという方も多いのではないでしょうか。
室内でも快適に過ごすために、ぜひ家具の種類や配置を工夫してみてくださいね。
次回は6月中旬に更新します。ご期待ください。